2012/12/26

“ひとつの会社で勤め上げる” vs. どんどん変わるキャリア

今日は久しぶりに、 MY CHOICE のキャリアインタビューをしてきました。
 

毎回思うのですが、どの方のお話もとても楽しく、かつ、ためになり、こういう話を文章化して世に出すのが、私の責務なのだと強く思います。
 

私が取り組んでいることのひとつが、日本にキャリア形成の意識を定着させることです。日本では、新卒で就職する時のみがキャリア形成のすべてであって、その時点で“いい会社”に内定がもらえれば、それで「キャリア形成は完了!」と考えている人がたくさんいます。
 

その後のキャリア形成は所属組織に任せてしまい、仕事内容や働く場所は辞令によって決っていき、次に自分でキャリア形成を考えるのは、定年になった後の再就職の時・・・といった具合です。
 
 

でも、みなさんご存じのように、そんな形で40年間、ひとつの企業に働く人が多数派であるわけでも、唯一の成功モデルなわけでもありません。
 

MY CHOICEのインタビューを読んでいただけるとわかるように、“いい大学を出ていい会社に入った人”でも、10年、20年と働くうちに、新卒で就職した時には思いもよらなかった仕事や職場に巡り会い、キャリアが変ってゆきます。その変遷の振れ幅たるや、読者の方も驚かれるほどでしょう。(実はたいていの場合、本人も驚いています!)
 

これから社会にでる学生さんであれば、なおさらです。テクノロジーの進歩やグローバリゼーションの進行で、世の中が変わるスピードはどんどん速くなっています。23才から65才(おそらく70才)まで、50年近くもひとつの産業、ひとつの企業、ひとつの職業だけに携わるという人は、どんどん減っていくはずです。
 

今までは、できるだけ一流の(有名な?)会社に入って、そこに一生勤めあげるのが、正しいキャリアのあり方だと考える人もいました。今でも、自分の子どもにそういう人生を望む親御さんは少なくないのかもしれません。
 

一方、何回も転職したり、合わない仕事にNO!と言ってみたり、キャリアの分野を途中で大きく変えることは、よくないこと、効率の悪い生き方だと感じている人も、まだまだ多いでしょう。
 
 

でも、MY CHOICE のインタビューを読んで頂ければ、そういう生き方が、どれほど人間的で、生き生きとしていて、誠実な生き方か、読者のみなさんにも必ず伝わるはずです。自分で自分のキャリアを創っていくとは、こういうことなのだと、具体的かつビビッドに理解していただけるものと信じています。
 

人間は年齢と共に新しい経験を積み、やりたいことも、楽しいと思うことも変っていきます。その気持ちに素直に動いていたら、「キャリア形成を組織任せにする」という働き方にはならないはずなのです。
 

インタビューを受けて下さったみなさん、本当にありがとうございました。
 

そして読者の皆様、ぜひ、MY CHOICE インタビューのことをご友人、仲間のみなさんにご紹介ください。。
 
どうぞよろしくおねがいいたします!