2013/08/26

書籍紹介)立教大学経営学部のBLP

立教大学経営学部の日向野幹也教授からご著書の『大学教育アントレプレナーシップ』を頂きました。ありがとうございます。
 

 

日向野先生は、同校にてビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)を立ち上げ、運営されており、この本はそのプログラムの立ち上げの経緯から内容、プログラム開発の過程で視察された米国の教育機関の状況などがまとめられています。
 

私が特に重要だと思うのは、このプログラム(の少なくとも最初の部分)が、立教大学経営学部の学生全員が受ける必須科目となっていることです。
 

他の日本の大学にも「リーダーシップ」と名の付く授業はあると思いますが、これを必須科目として扱うことはとても重要です。
 

なぜなら必須科目でないと、「そもそもリーダーシップは自分には関係ない」と考えている学生には、リーダーシップの重要性を伝える機会を得られないからです。
 

また、リーダーシップの概念を、従来の日本社会でよく言われてきた「カリスマリーダー研究」や、「権限と責任をもった立場の人に求められるもの」ではなく、「すべての人が立場に関わらず発揮すべきもの」として捉えていらっしゃることも、拙著『採用基準』での考え方と全く同じです。
 

現在は、立教大学でも経営学部のみで必須扱いになっているようですが、今後、大学全体、そして他の大学でも、こういった授業を「全員に受けさせる」ようになってほしいものです。