2012/10/10

インタビューは3時間・・・

前回に続き、「どんな方にインタビューしていきたいか」というテーマで書いてみます。
というのも、このサイトをオープンした後、一番たくさんいただいたご意見が「マッキンゼー以外の人の話も読みたい」というものだったからです。

 
このサイトを「マッキンゼーの宣伝サイト」にすることは、私の本意ではありません。なので、1年以内を目処に、同社に在籍をしていなかった方のインタビューも始める予定です。

 
ではなぜ、「今は(最初は)マッキンゼー出身者ばかりなのか?」ということなのですが、この答えは「今の段階では、私と以前から面識があり、お互いへの信頼感が既にできあがっている方」でないとインタビューが難しいから、ということです。

 

実はこのインタビュー、どの方も、最低2時間半、長いと3時間程度、お話をいただいています。普通、雑誌や新聞、ネットメディアの取材を受ける場合、たいていは1時間、延びて1時間半であって、アポの段階から「3時間ください」などという取材はほとんどありません。(テレビの取材ならありえるでしょうが・・)
 
大半の方は非常にお忙しく、3時間もひとつのアポに時間が割けるのは、「その3時間は確実に意味がある」と確信できる場合のみです。
 

私自身、もし全く会ったことのない人から3時間のインタビューを申し込まれたら、まずお受けしないでしょう。少なくとも「なぜ3時間もかかるのですか?」と問うはずです。でも、自分がよく知っており、「この人が3時間というなら、3時間必要なのだろう。1時間ではできない話なのだろう」と思える場合なら、話は変わってきます。

 
これが現在、インタビュイーが「私が知っており、先方も私を信頼して下さっている方」に限定されている理由であり、(私は17年間もマッキンゼーで働いていたため、)そういう方の大半がマッキンゼー出身者だと言うわけです・・。

 
これからこのサイトの内容が充実し、ここで書かれているインタビューが、「確かに他のサイトとは違うよね。話が具体的で深いよね。これは3時間、かかるよね」と思っていただけるものになれば、面識のない方にも、それだけの時間をお願いすることが可能になるでしょう。
 
というわけで、今は「通り一遍にならない、決断の時の感情や機微がビビッドに伝わるインタビュー」を目指して、頑張るタイミングだと思っているのです。